顔のない眼

・顔のない眼 / ジョルジュ・フランジュ監督(1960仏=伊) 90min. / DVD (IMBC-0188)
(原題 les yeux sans visage)

f0134076_12544582.jpg手術助手にアリダ・ヴァリ、というだけで十分怖そうだが、実際に見た映像の比ではなく、部屋に引き上げようとしていた下の子がひと目見るなりそのまま座り込んで最後まで見てしまうほどのインパクトだった。目の部分だけが生きた人間の眼になっているマネキンの顔を想像してみるといい。

「成功しても誰にも賞賛されない」
移植後の皮膚の異変、失敗の兆候に気づき「犬で満足するしかないのか」という、父親より皮膚移植の権威としての独り言。顔に大火傷を負った愛娘のため、という父の「仮面」に隠された本音こそがこの物語の真の恐ろしさではなかろうか。

かわいそうなかわいそうなクリスチアヌ。
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by drift_glass | 2007-04-07 08:45 | 観る  

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