弁護側の証人
・小泉喜美子「弁護側の証人」(文藝春秋新社)
買った帰りがけから読み始めた『弁護側の証人』を2日で読了。
発表は40年以上前、昭和38年の作品だがモダン(「黒衣の花嫁」のようなレトロモダン)な作風。巧みなミスディレクションにまんまと引っかかってしまった。それ抜きでも真犯人を追いつめるまでの緊張感あふれるストーリーに読書の醍醐味を十分味わえるのだけれど、翻訳ミステリ(でなければアイリッシュなどのノワール)からの影響、または憧れが鼻につきかかったので、この作品には満足したが他の作品まで手をのばすか?といわれるとどうだろう。
買った帰りがけから読み始めた『弁護側の証人』を2日で読了。
発表は40年以上前、昭和38年の作品だがモダン(「黒衣の花嫁」のようなレトロモダン)な作風。巧みなミスディレクションにまんまと引っかかってしまった。それ抜きでも真犯人を追いつめるまでの緊張感あふれるストーリーに読書の醍醐味を十分味わえるのだけれど、翻訳ミステリ(でなければアイリッシュなどのノワール)からの影響、または憧れが鼻につきかかったので、この作品には満足したが他の作品まで手をのばすか?といわれるとどうだろう。
by drift_glass | 2007-05-12 22:30 | 読む