刑事マルティン・ベック

f0134076_11292185.jpg・ボー・ヴィーデルベリ監督『刑事マルティン・ベック』(1976年スウェーデン)
Mannen På Taket
DVD (KKDS 398)

原題は「屋根の上の男」
マイ・シューヴァル&ペール・ヴァールー『唾棄すべき男』(角川文庫)の忠実な映画化で、マイ・シューヴァルによればマルティン・ベックのモデルは「若き日のヘンリー・フォンダ」だそうだが、映画ではでっぷり太ったコメディアンのカール=グスタフ・リンドステッドが演じている。地道な聞き込み捜査や「デカ長」の呼び名が似合うからいいか。

DVDパッケージにはヘリからロープで吊り下げられたスナイパーが写っているが、彼(スタントマン)はリアリティを追求する監督の命令で本物の(豚の)血を口に含み撮影に臨んでいたそうだ、嗚呼。
主役が途中退場!と驚いたが、刑事とて超人ではない。動けなければ同僚が後を引き継ぐのは現実では当然のこと。引き継いだラーソン(負傷した頭を紙ナプキンで応急処置したまま走り回る)のとどめのひとこと。
「問題だな」
……。
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by drift_glass | 2007-12-09 11:29 | 観る  

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