「アフタースクール」「運命じゃない人」

知り合い3人が立て続けに観ていずれも好評、
さらに小林信彦も絶賛していた作品が猛烈に観たくなり久々に映画館へ。
あまりのおもしろさに同じ監督の前作をその足で借りに行き、夜鑑賞。

f0134076_1015111.jpg

内田ゆうじ監督『アフタースクール』(2008)
変わってないって、なんでわかるんだ。お前は本当に友達のすべてを知ってるのか。

実は一番最初のほうのある会話がずっと喉に刺さった小骨のようだったのだが、本当にこの監督、観客にフェアだ。リスキーな演出に挑戦して、ちゃんと収束している。キャラクターの何気ない会話やしぐさも、当事者の知らない状況を把握している観客にはおかしくて仕方がない。突然昔の同級生に挨拶されて、もし相手のことを思い出せなかったら、やっぱり神野のように(頭はフル回転させながら)あたりさわりのない会話を続けるよね。

小さなところでは、どうみても麺類メインの和風ファミレスみたいな店でのミスマッチ
「ジャンバラヤおかわり!」が激烈におかしかった。
袋とじのシナリオつきで700円のパンフレット、ひと粒で二度おいしいこのお値段は安いよ!


内田ゆうじ監督『運命じゃない人』(2004)
「だからってナンパなんてしたこともないでしょうが。
ああいうのは、なんていうか、才能とか技術とかいるんだよ」
「いらないよ。人と会うのに技術なんているかよ」

観客を巻き込む時空の「逆」スパイラル。
山下規介のヤクザによる「神の(低い)視点」がすばらしい(笑)
[PR]

by drift_glass | 2008-06-13 22:05 | 観る  

<< トーキングヘッズ叢書(2) J... ラオ博士の七つの顔(1963) >>