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“The killer inside me”

ブックオフにて:
・ジム・トンプスン『ポップ1280 (Pop.1280)』(扶桑社)

先月読んだ尾之上浩司訳『鬼警部アイアンサイド』の詳細なあとがきに、マックス・アラン・コリンズがトンプスンの『ポップ1280』(1964)を最高傑作と評したと書かれていたので迷わず購入。 pop.(population)1280とは「(その町の)人口1280人」。
セリ・ノワールはA・D・GもJ・P・マンシェットもおもしろかったし、そういえば『グリフターズ』『ゲッタウェイ』もトンプスンの作品だったなぁと妄想が広がり、とどめは1976年には映画化されていた『内なる殺人者』(1952)についての記載。

なんと原題が「The Killer Inside Me」 。
もちろん直接の関連性はないのだろうが、
題名からの連想で思わず「Man-Erg」の出だしを口ずさんでしまうのは仕方がない。
この本も探してこよっと。
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by drift_glass | 2008-07-21 22:45 | 見つける  

残りものには福がある

先に行ってきたお子からの情報で、車で15分ほどのTSUTAYA&DiscStationが来月いっぱいで閉店するため新品CD・DVDの売りつくしセール中とのこと。家人の帰宅を待ち店舗の立地からそれほど期待しないで行ったら、意外な収穫にほくほくして帰る。

ミシェル・ガスト監督『墓にツバをかけろ』(1959) DVD(IVCF-153)
ボリス・ヴィアン原作・脚本

ニール・ジョーダン監督『狼の血族』(1984) DVD(TBDL 1068)
これで中古ビデオよ、さようなら。

原作:森川久美『南京路(ナンキンロード)に花吹雪』CD (COCC-72219)
11曲中7曲の作曲/編曲/演奏は小林克己(四人囃子・ハルヲフォン)。森川久美の前作「蘇州夜曲」も好きだったが「南京路…」はいつアニメ化されていたのか?イメージCDが出ていたとは知らなかったなぁ。
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by drift_glass | 2008-02-27 23:54 | 見つける  

古書会館倉庫市にて

恒例の古書会館倉庫市初日。
定時で退社する予定が1時間長引き、閉館30分前に飛び込む。今回は文庫・新書特集との貼紙があり(知らなかった)、壁ぎわの1面まるまる使って4列くらいか?壮観。
状態のよくない手持ちとの交換用も購入。ヤケ・シミは読むのに支障なく話に没頭すれば忘れてしまうのだが、糊の劣化や背表紙割れした本はバラバラになるのが怖くて持ち歩けず、せっかく買ってもなかなか読めないし。

買い替え:
・ハドリー・チェイス『世界をおれのポケットに』(創元推理文庫)
・エリック・アンブラー『ディミトリオスの棺』(HPB111)ポケミスは100円なのだ

新規購入:
・ジュリアン・シモンズ『ねらった椅子』(創元推理文庫)
・オットー・ペンズラー編『魔術ミステリ傑作選』(創元推理文庫)
・ニコラス・ブレイク『野獣死すべし』(ハヤカワ文庫HM-1)
・トマス・ピンチョン『競売ナンバー49の叫び』(サンリオ文庫)
・ジョン・ボール『<ヴァージル・ティップス>五つの死の宝石』(HPB1221)
・J・H・チェイス『殺人狂想曲』(HPB345)
・ジョン・D・マクドナルド『<トラヴィス・マッギー>琥珀色の死』(HPB1018)
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by drift_glass | 2007-06-01 22:03 | 見つける  

古書会館即売会(オールディーズ・クラブ)

・クリフォード・D・シマック『都市』(ハヤカワ文庫SF205)
・ロイド・ビッグルJr.『ダーセック・シリーズ 暗黒のすべての色』(サンリオSF文庫)
・モーパッサン『ロックの娘』(パロル舎)
・アルフォンソ・アレー『悪戯の愉しみ』(福武文庫)
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by drift_glass | 2007-05-04 22:30 | 見つける  

新青年傑作選4より

・バロネス・オルツィ「砂嚢 The Bag of Sand」
・P・G・ウッドハウス「怪我をする会 Ukridge's Accident Syndicate 」

わが家は20年来同じ新聞を読み続けているが、実家の新聞は帰省するごと……深く追究しないでおこう。
「怪我をする会」でも、1年分の購読料と引き換えの傷害保険の権利に目をつけた仲間たちが、お金を出し合って新聞をとる。くじ引きで負けた一人が怪我をして、見舞金をせしめようと……ところが世の中では鰐に噛まれたり鉄骨が落ちてきたりあらゆるところに怪我の種があるのに、彼はぴんぴんしている。これではお金が入らないばかりか、出し合った分のもとも取れない!こうなったらわざと怪我をするしかない……

古書店にて:
・G・K・チェスタトン『チェスタトン著作集10 新ナポレオン奇譚』(春秋社)
原題"Napoleon of Notting Hill"
20世紀末のロンドン。人々は民主主義に飽き飽きして、くじ引きで専制君主を決めることになっている…… チェスタトンのディストピアものとのこと。わーい、読むぞ。
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by drift_glass | 2007-02-06 21:08 | 見つける  

グレアム・スウィフト

・グレアム・スウィフト『この世界を逃れて』(白水社)

グレアム・スウィフトのしみじみとしたブッカー賞受賞作『ラストオーダー』はAndy Davis "Clevedon Pier"をBGMに読みたい。
『この世界を逃れて』は父と娘のモノローグで鮮やかに浮かび上がる親子三代、二十世紀という時代の物語だそうだ。
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by drift_glass | 2007-01-14 22:30 | 見つける  

ばさっ、ばさっ、ばさっ!

・ディーン・R・クーンツ『悪魔は夜はばたく』(創元推理文庫)
・リチャード・マシスン『地獄の家』(ハヤカワ文庫NV148)
・シオドア・スタージョン『コスミック・レイプ』(サンリオSF文庫)

『悪魔は夜はばたく』はブラックバーン『小人たちがこわいので』『薔薇の環』と同系統の、表紙いっぱいにコウモリが飛び交う旧版だ。しかも帯の文句が 「ばさっばさっばさっ!」 買います買わせていただきます……
『コスミック・レイプ』2000円でお釣りがくるのはお買い得なのかどうなのか。
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by drift_glass | 2007-01-12 22:30 | 見つける  

古書会館倉庫市にて:

Singularity" (Peter Hammill)新作をSofa Soundで注文。
今日はいいお天気。きのう逃した、月いち恒例の古書会館即売会2日目に行く。

・フランク・デ・フェリータ『ゴルゴタの呪いの教会(上下)』(角川文庫)
・リチャード・マシスン『激突!』(ハヤカワ文庫NV37)
・プラトーン『饗宴』(新潮文庫)
・福永武彦・中村真一郎・丸谷才一『深夜の散歩 ミステリの愉しみ』(講談社)
・中島河太郎・紀田順一郎編『現代怪奇小説集』(立風書房)

『激突!』このこわあい映画(追われるのはデニス・ウィーバーだよね)は何度もTV洋画劇場でおなじみだが、原作がマシスンだということを最近まで知らなかった。
収納の都合で文庫化されているものは文庫で手に入れたいのだが、『深夜の散歩 ミステリの愉しみ』も文庫になっていたのね……。店頭買いにはこういう失敗もつきもの。
『現代怪奇小説集』は最初分冊で出ていたそうだが、1冊にまとまった1988年版を入手。私には珍しく、日本の怪奇小説アンソロジーだ。

ミュリエル・スパークの長編『シンポジウム』は『饗宴』を下敷きにしているそうだ。入手するまでに読んでおくといいかと思って購入。ブックオフでよく見かけるのは岩波文庫。新潮のはプラトンでなく「プラトーン」表記なので、あのヴェトナム戦争映画の有名なシーンが脳内をかすめた。プラトンの「クリトン」は高校の倫理で無理やり読まされたが、強制されたものは全然覚えていなくて恥ずかしい次第。
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by drift_glass | 2006-12-02 21:30 | 見つける  

ドン・イシドロ・パロディ 六つの難事件

・ホルヘ・ルイス・ボルヘス&アドルフォ・ビオイ=カサーレス『ドン・イシドロ・パロディ 六つの難事件』(岩波書店)
身の覚えのない殺人の罪で20年の懲役刑に服している元理髪店の主人、ドン・イシドロ・パロディが、273号独房から1歩も出ることなく解決する6つの難事件。20世紀を代表する作家ボルヘスと「知の工匠」ビオイ=カサーレスによる、チェスタトン風探偵小説。驚倒すべき想像力が紡ぎ出した奔放な空想、虚を衝く奇想!

予備知識なし。既読の方によれば「アホ・ミステリ(いい意味で)」らしい。
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by drift_glass | 2006-11-28 21:30 | 見つける  

オンライン古書店など

先週ブックオフで雑誌40点を1000円で引き取ってもらえた。全然値段がつかないと思っていたので、これは嬉しい。

・ニール・ゲイマン『サンドマン(5)』(インターブックス)
・ケイト・ウィルヘルム『鳥の歌いまは絶え』(サンリオSF文庫)
・ピーター・ディキンスン『緑色遺伝子』(サンリオSF文庫)
・スタニスワフ・レム『すばらしきレムの世界1』(講談社文庫)
・マイケル・バリー編『フランケンシュタインのライヴァルたち』(ハヤカワNV260)
・マイケル・バリー編『キング・コングのライヴァルたち』(ハヤカワNV237)
・トニー・ケンリック『スカイジャック』(角川文庫)

救いがない話でも生殖や子供にまつわる作品が好きだ。『鳥の歌いまは絶え』『緑色遺伝子』、この前映画を観たばかりのマックス・エーリッヒ『赤ちゃんよ永遠に』もそういうお話のひとつだったな。マイケル・バリー編集のライヴァルものは予定外だったが、キット・リードの赤ちゃんもの「巨大な赤ん坊の攻撃」がこれでしか読めないので、我慢してもどうせいつか買うという今までの経験に基づき購入。 『デッド・ボーイズ』も、イグナッツとプリマヴェラの子供(んー、厳密にはどういえばいいのかな)にまつわる物語。
『十億年の宴』3章はギリシア哲人に遡ってのSF講座。私よりも哲学をやった人のほうが、よりおもしろく読めそうだ。

生殖・子供といえばと、Kさんより映画『トゥモロー・ワールド』(原作はP.D.ジェイムズ『人類の子供たち』)、Xさんよりアレックス・シアラー『世界でたったひとりの子供』を薦めていただく。『トゥモロー・ワールド』クライヴ・オーウェン、ジュリアン・ムーア、マイケル・ケインのキャスティングはなかなか魅力。
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by drift_glass | 2006-11-26 21:30 | 見つける