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Clevedon Pier / Andy Davis

・Andy Davis / Clevedon Pier (1989) / CD (RELATIVITY 88561-1040-2)

Women of Ireland(O'Doirman/Oriada/Malony)
Jade
5 Saxes
Hunger(Davis/Brandt)
Clevedon Pier(Davis/Lord)
Basso Symphonie
Over & Over
Changes(Davis/Lord)
Prelude(Pat Brennan)
Clear Dawns
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Produced by Andy Davis, David Lord & Stuart Gordon

元Stackridge、元Korgisの(それとも現Stackridge、現Korgisなのか、もうよくわからない)Andy Davisのソロアルバム。『XTC:ソングストーリーズ(XTC: Song Stories)』の(XTCとの)共著者 Neville FarmerがDavisの簡単なプロフィールと解説を書いている。

ヴォーカルあり・なしの曲の配置がちょうどいい感じ。
『The Union Chapel Concert』の方ではStuart Gordonが演奏するしっとりとしたアイリッシュトラッド「Women of Ireland(「島の女」という邦題らしい)」、こちらのクレジットはThe Three Caballeros (Andy Davis, Peter Allerhand, Stuart Gordon)そのもの。
SGはヴァイオリン(1,2)の他にHammer(ed) Dulcimer(1)という打弦楽器とマンドリン(5)も演奏している。
ハンマーダルシマーとは?
Hammered Dulcimers Page

2,3でサックスを吹くWill GregoryはのちにGoldfrappを結成し、デビューアルバム『Felt Mountain』にはAndy DavisとSGが参加している。 GoldfrappとPHのレコーディング時期が重なりスタジオを共有していたという話をニューズレターで読み、当時Goldfrappは「Lovely Head」1曲だけ知っていて「不思議な取り合わせだ」と思ったことは覚えている。
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by drift_glass | 2005-01-28 23:20 | 聴く  

The Shortwaveband Greatest Hats / The Shortwaveband

・The Shortwaveband
The Shortwaveband Greatest Hats (1977) / LP (ARS 111)

SIDE 1
A Fistful Of Fiddles(Gordon)
The Curragh Races
The Drogheda Weavers
Monaghans Jig
Keeper Hill
Good Morning To Your Nightcap
Spatter The Dew
The Dranken Sailor
King Of The Fairies
Down The Hill
Top The Candle
Paddy Murphys Wife
The Reel Of Bogie
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SIDE 2
The Irish Wolfhound(Harrison)
Clog Dance
Gille Callum
Follow Me Down To Carlow
The Foxhunters Jig
The Girl Who Broke My Heart
Devinside
The Masons Apron
Breakdown
Clenlivet
Merrily Kissed The Quaker
Stuart Gordon - Fiddle, Mandorin, Cello
Phil Harrison - Guitar, Harmonium, Bass Drum, Piano, Cittern, Triangle, Glockenspiel, Wood Block etc.
David Lord - Glockenspiel(1)
Duncan Taylor, John Rose, Geoff Martin, David Hutt

Cover Design by Stuart Gordon
Recorded by Brian Preston and David Lord at Bath University 19-22 December 1976

A・B面それぞれ1曲目(A-1は「A Fistful Of Fiddles」部分)がStuart GordonとPhil Harrisonの作品、あとはふたりのアレンジによるトラッドを組み合わせたもの。
聴いたイメージは「焚火を囲んで一杯やる村人、裾ひるがえして踊る村娘」。

Stuart GordonがパートナーをつとめるPeter Hammillのステージでは当然ながらこういうレパートリーを耳にする機会はないが、2002年の来日公演を見た時たまたま最前列で、弾きながらかなり強い調子で床を踏み鳴してリズムをとるSGの足(靴)の目の前だった。演奏中のヴァイオリニスト(の足もと)を間近で初めて見た。
直立不動で弾くものと思いこんでいたのでかなりびっくりしたものだ。

間奏でギターの難所にさしかかるPHを後ろから(にやにやして)覗き込む姿にも陽気な素顔が垣間見えた。もともとジグやリールなどもレパートリーにしていたのなら、さもありなん。

The Shortwavebandは長くて読み書きしにくいと思っていたところ、当人はthe SWBと短縮して書いていた。
あ、そうか。
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by drift_glass | 2005-01-25 23:27 | 聴く  

Skin The Peeler / Skin The Peeler

・Skin The Peeler / Skin The Peeler (1984) / LP (STP1)

SIDE 1
Biddy Early
Giant's Dance
Dunmoor
Sarah And The Dancer
The Bells Of Shee Chora

SIDE 2
Shee Chora
Beechwood
Julia
Finvarra
Martin Palfrey : Keyboard
Rod Salter : Flute, Sax, Panpipe, Whistle
Liam Henshall : Guitar, Bass, Organ
Terry Barter : Mandocello
Mike Pryor : Bass, Guitar, Mandolin

予備知識はブリストルのバンドということだけだったが 「Skin the Peeler(別名 The Butterfly)」という同名のアイリッシュ・トラッドがあるようだ。
「Biddy Early」は酒(媚薬という話も)造りの上手なアイルランドの魔女、「Finvarra」は同じく古代アイルランドの妖精の王の名前で、マンドセロとフルートを前面に出し民謡風のメロディを基調とした音楽だった。全曲オリジナル。
アルバムを聴き終わるまで「全曲インストゥルメンタル」に気づかなかったほど自然に耳になじんでいる。

手書きとタイプを切り貼りしてコピーしたような質素なブックレットに全曲分の解説(レコーディング裏話)つき。曲と曲の間の、普通は無音の部分にも、耳をすませば小さな遊びが……。
Stuart Gordon closing his eyes and really going for some wild gypsy fiddle playing.
(Liam Henshall/Finvarra)

I didn't think the tune had enough meat on it for 3 times round so I asked an old chum Stuart to do some manic gypsy/arabic/baroque type violin on the end and to broaden out the keyboard reprise just before that.
(Rod Salter/Finvarra)

SGが参加しているのは9分超の歌のない叙事詩「Finvarra」1曲でも、右へ左へ自在に駆けめぐる無国籍風ヴァイオリンが聴けてよかったー。
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by drift_glass | 2005-01-22 23:32 | 聴く  

Knights Like This / Peter Blegvad

・Knights Like This (1985) / Peter Blegvad / LP (V2352)

SIDE 1
Special Delivery
Face Off
Let Him Go
The Incinerator
Pretty U Ugly I(K.Blegvad)

SIDE 2
Always Be New To Me
Last Man
Meet The Rain
The Wooden Pyjamas
Marlere
Kristoffer Blegvad, Jakko M. Jakszyk, Guy Evans, Keith Wilkinson, David Lord, Phil Harrison, Stuart Gordon(side-1 4,5), Gary Barnacle, Glenn Tilbrook, Manny Elias, John Greaves

Peter Blegvadのソロアルバムでも風変わりな1枚を聴く。
Thanks to欄にAndy PartridgeとColin Mouldingの名前。ツイン・ヴォーカル、ツイン・ギターは気にならないのにキーボードが二人になると……。なまじ弾ける人はスタジオでじっとしていられず、自分も弾かずにはいられないんだろうなぁ(特に名を秘す)。 Peter Blegvadのヴォーカルには音数を少なくして、むしろ一人で弾き語るくらいのほうが好きだという聴き手は少ないのだろうか。
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by drift_glass | 2005-01-19 23:34 | 聴く  

フロム・ザ・ダークサイド ザ・ムービー 3つの闇の物語

・VHS『フロム・ザ・ダークサイド ザ・ムービー 3つの闇の物語』

f0134076_20463420.jpg冒頭からデボラ・ハリーの奥さま登場、屋敷に閉じ込めた少年を料理するためオーヴンに火をかける。お腹を切って内蔵を取り出し、詰め物をするのよ……という彼女の気をそらすため、少年は「おもしろい本を読んであげる」と必死の抗戦。読み始めた物語、第1話はコナン・ドイル『競売ナンバー249』、ミイラの腹の詰め物の中から出てきた巻物は……。ジュリアン・ムーア、クリスチャン・スレーター、それに、歯並びですぐわかったスティーヴ・ブシェミ!

第2話「黒猫」の原作はスティーヴン・キング「魔性の猫」。
原作では黒猫でなく、顔の片面が黒、片面が白というもの、さすがにこういう猫を見つけるのは難しいだろうから黒猫にしたのかな。物語としてはあえて老人の最期まで書かない原作のほうが不気味な余韻を漂わせていい。

映像版の猫はモンティパイソン「聖杯」の殺人ウサギ顔負けの大活躍、それもそのはず。脚本が『ゾンビ』のジョージ・A・ロメロ……
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by drift_glass | 2005-01-19 20:07 | 観る  

Mezzogiorno Sulle Alpi / Alice

・Mezzogiorno Sulle Alpi (1992) / Alice / CD (EMI 7 98944 2)

In Viaggio sul tuo viso
Passano gli anni
Blue Melody (Tim Buckley)
Neve d'aprile
Rain Town (Messina/Barbieri/Alice)
Il colore della lontananza
Tim
Lungo ritorno a casa
La recessione (Pasolini/Alice)
Madre notte
Luce della sera (Messina/Alice/Barbieri)
Gavin Harrison(1,2,3,4,5,8,9,11)
Danny Thompson(2,3,5,11)
Dave Gregory(2,4,5,8,9)
Jakko Jakszyk(2,3,5)
Martin Elliott(4,6)
Richard Barbieri(5,11)

アルバムタイトルは「アルプスの(少女ならぬ)正午」かな。
11曲目には漱石の「雀来て障子にうごく花の影」とそのイタリア語訳がついてくる。パゾリーニ詩集からの抜粋やTim Buckleyのカヴァーもあり、この落ち着いた「Blue Melody」がAliceの低音でじっくりと歌われるととてもいい。 Tim BuckleyはJeffのお父さんで、父子とも夭折してしまったのだけど、息子Jeff Buckleyのアルバムはちょっと前によく聴いたのだ。

楽器やヴォーカルと違い、アレンジは確実に色褪せてくるものだと実感する箇所がいくつかあり、もともと好きでないから余計にそう思うのだろうが、打ち込みはあまり使わないに越したことはないなぁ。
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by drift_glass | 2005-01-16 23:37 | 聴く  

Ice Cream Genius / Steve Hogarth

f0134076_965923.jpg・Ice Cream Genius (1997) / Steve Hogarth / CD (CMRCD122)

The Evening Shadows
Really Like
You Dinosaur Thing
The Deep Water
Cage
Until You Fall
Better Dreams
Nothing To Declare
The Last Thing (bonus track)
Dave Gregory, Richard Barbieri, Chucho Merchen, Luis Jardim, Clem Burke

Steve Jansen, Stuart Gordon, Craig Leon, Eddie Tan-tan Thornton, Brian Edwards, Trevor Edwards, Cassel Webb, Stuart Epps, Tim Wheater

イギリスの多発性硬化症(Multiple Sclerosis)自助団体によるチャリティCD"The Wish List"に収録されている「The Evening Shadows」でしか知らなかった、HことSteve Hogarthのソロアルバム。

ゲスト・ミュージシャンが"Lightbulb Sun"時代のPorcupine Treeと何人か重なる。 H BandとPorcupine Treeのアルバムも、それぞれ別の下心で到着待ち。「You Dinosaur Thing」「The Last Thing」の生き生きとしたギターはDave Gregory、こういう曲が聴ければ最近Andy Partridgeが活動してくれなくても構わないか、という気にもなったり、いやそりゃ活動してくれればもちろん嬉しいし、つい最近もMike Keneallyとのセッションでアルバム1枚分くらい曲ができたという話だが、それではXTCではなくソロ名義になってしまいそうだな。
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by drift_glass | 2005-01-15 23:41 | 聴く  

Charade / Alice

・Charade (1995) / Alice / CD (wea 0630 10417 2)

L'apparenza
Dammi la mano amore
In piedi su uno specchio
Il silenzio delle abitudini
Charade
Gli ultimi fuochi
Non ero mai sola
Nel resto del tempo
Il nido del gatto
Sotto lo stesso cielo
Dammi la mano amore (Devogue Version)
La fronte mormora
Trey Gunn(1,2,5,7,8,10)
California Guitar Trio(6,12)
Paul Richards(E-bow 3,6)
Stuart Gordon(2,5,7,8,12)

加藤登紀子の声に似ているが、彼女よりも深みのあるアルトで歌うAlice。SG(特に2,8ではソロをたっぷりと聴け、もう何もいうことはございません)の他にTrey Gunnも参加していて、彼が1,2,5,7,8,10で弾くWarr Guitarがどういう楽器かわからず、実物写真を製造元サイトで見て「この楽器を選んだのは相当音が気に入っているからなんだろうな」としか素人には思えない、弾きにくそうな(ステージ写真も変わった構えで弾いている)太いネックに驚いた。

CDケースを開けディスクを取り出すと、見開きいっぱいになびく金色のススキの穂波!
すばらしい作品でも、日本盤が出ない限り知る、または聴く機会のない人たち(自分を含め)に素通りされてしまうことが本当に残念。
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by drift_glass | 2005-01-14 23:39 | 聴く  

100 Windows / Massive Attack

100th Window (2003) / Massive Attack / CD (Virgin 7243 5 81239 2 0)

Future Proof
What Your Soul Sings
Everywhen
Special Cases
Butterfly Caught
A Prayer For England
Small Time Shot Away
Name Taken
Antistar
vocals : Sinéad O Connor, Horace Andy, Robert Del Naja
additional instrumentation : Angelo Bruschini, Damon Reece, Jon Harris, Stuart Gordon, Skaila Kanga

タールのように溜まるリズムと浮揚感とのコントラストが絶妙な"100th Window"のあまりの気持ちよさにうとうととしてしまう。 Horace Andyの出番は期待に反して少ない(2曲くらいか)が、今回半数以上の曲で歌うSinéad O ConnorのヴォーカルとMassive Attackの相性もいい。

Massive Attackはブリストルを拠点とするユニットで、Robert Del Najaと共同でプロデュースしているNeil Davidgeの友人Stuart Gordonも幽玄な音色を提供している。 XTCとPHとMassive AttackがSGで繋がるわけで、XTC(というよりAndy Partridgeだが)関連作品を芋蔓式にたどって聴いていた頃を思い出し、御大繋がりでは独特の癖のあるアレンジを、今回はまったく関係なさそうなアーティスト同士がストリングスで繋がるのを楽しんでいる。クレジットを見て気がついたが(もともとPHとDave Gregory繋がりで聴いたAliceの)"Charade"にも参加しているではないか。
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by drift_glass | 2005-01-11 23:43 | 聴く