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Exit

Exit / Alice / 1998 / CD (wea 3934 24879 2)
女性ヴォーカルはそれほど聴かないが、Aliceはアルバムを何枚か持っているし渋いアルトが好き。これはイタリア盤で、買ってから日本盤も出ていることを知ったが後の祭り。
イタリア語の歌詞はさっぱり。Peter Hammillがクレジットされた2曲目 "Open your Eyes" は部分的に英語で、アリーチェと掛け合いの、当時MorcheebaのヴォーカリストSkye Edwardsのソフトなヴォーカルが意外な収穫だった。Skye在籍当時のMorcheebaのアルバムも探してみよう。

PHはヴォーカルでの参加はなく、歌詞のみ。惜しいっ!
"Open your Eyes"
Open your eyes, this is the world
Are you on your way to be free?
All of life is self-discovery
Are you on your way to be free?
All of life is self-discovery
Open your eyes, this is the world
Open your heart, accept the world
Are you on your way to be free?
All of life is self-discovery
Open your eyes, this is the world
Open your heart, accept the world
Don't be afraid, less will be more

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by drift_glass | 2007-01-31 21:30 | 聴く  

詩人と狂人たち

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G・K・チェスタトン「詩人と狂人たち」

波に洗われて角がとれた色つきガラス(ディレーニィのdriftglassだよ!)やサクマのドロップスに心が騒ぐ私は、著名な作家ソールトの失踪事件を追う「紫の宝石」におおいに共感。実は色を吟味したリボンや松ぼっくりを透明なガラス瓶に入れていまだに眺めている。

第1話「おかしな二人連れ」の過去が最終話「危険な収容所」でわかるしくみ。宿屋「昇る太陽」から始まった物語が静かな夕暮れで美しく幕を閉じる。 チェスタトンはおもしろい。 (マン○○イ○、読みたいけどなぁ……)

流れで「木曜の男」読み中。うわ~、楽しい! なんとなくわかっちゃったけど……
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by drift_glass | 2007-01-29 22:30 | 読む  

白い家の少女

f0134076_1147245.jpgThe Little Girl Who Lives Down The Lane
監督:ニコラス・ジェスネール
原作・脚本:レアード・コーニグ


丘の上に建つ白い家。「生きぬけ」という父との約束を守り、学校という型にはめようとする世間に対し、ひとりで立ち向かう13歳の少女リンを好演するのはジョディ・フォスター。褪せたような髪の色と茶系の衣装が秋景色にとけこみ、これから訪れる厳しい冬を予感させるようだ。
リンを執拗につけねらう家主の息子、家族の後ろ盾で野放し状態のこの男フランクは少女趣味のサディストなのだ。ついにフランクは彼女の恐ろしい秘密をつきとめた。恋人はそばにいず唯一の友は町を去ろうとしている……。

猫なで声でジョディ・フォスターをいたぶる卑劣漢を演じるマーティン・シーン(チャーリーやエミリオ・エステベスの父親だね)はやさ男だが、原作のフランクは「この男の身体、持ち物、すべては汚れているか、てかついているか、赤っぽい」背の高いピンク色の男だそうだ。ああ気持ちが悪い。
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by drift_glass | 2007-01-28 22:30 | 観る  

殺人コレクション

読んだ短編(『殺人コレクション』所収):
・クェンティン・パトリック「ルーシーの初恋 Love Comes to Miss Lucy 」
・ヘンリー・スレッサー「ブードゥー人形 Voodoo Doll」
・ロバート・ブロック「子どもにはお菓子を Sweets to the Sweet」と同様人形もの。
・エド・レイシー「ストア・コップ」

青弓社、原題くらい記してくれよう。
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by drift_glass | 2007-01-24 22:30 | 読む  

詩人と狂人たち ― 孔雀の家

『詩人と狂人たち』第6話:
G・K・チェスタトン「孔雀の家 The House of the Peacock 」

郊外の小邸宅の庭に現れた孔雀!孔雀の羽根を家の中に入れるとよくないことがおきる、という迷信があるそうだが、他にもサンザシを刈る(抜く)とよくない、2本のナイフを交差させて置くと口論になる、鏡が割れるのは不吉、塩をこぼすと不吉、立てかけた梯子の下をくぐってはいけない……など、わけありのものがあちこちにある「まじないの屋敷」の主人は魔よけのオパールをつけた「13人クラブ」の会長で、邸内に入り込んだゲイルを13番目の出席者として晩餐に誘うのだが、ゲイルは「自分は14番目」と言い出すのだった……。

こぼれた塩はつまんで自分の左肩(悪魔がいるところ)ごしにまくと不幸が中和されるんだとか。 13番目の出席者が遭った災難はお気の毒としかいいようがない。西洋の迷信なんて「黒猫が目の前を横切ると不吉」とか「出かける時に靴のひもが切れると不吉」くらいしか知らなかった。
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by drift_glass | 2007-01-23 23:30 | 読む  

MONSTERこいしや ほーやれほー

家族が「MONSTER」を求めていつもより多めに回っております。6~9、18巻。以前最終巻(18)を立ち読みしていたので「ソフィーの選択」「シベールの日曜日」と、掲載誌と同じ出版社の「BLUE MOON」に似ているとは思っていたのだが、それはそれこれはこれ。
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by drift_glass | 2007-01-21 22:30 | 日常  

詩人と狂人たち ― 鱶の影

読みかけの長編:
G・K・チェスタトン「詩人と狂人たち The Poet and the Lunatics」(1929)

風変わりな画家であり詩人のガブリエル・ゲイルが主人公の、長編というよりは連作短篇集か。「鱶の影」では半人半魚の神「デイゴン」が窓から顔を出すよ……
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by drift_glass | 2007-01-19 22:30 | 読む  

プロフェッショナル 仕事の流儀

NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」浦沢直樹。
プロフェッショナルとは「締め切りがあること。
その締め切りまでに最善の努力をすること」という。
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by drift_glass | 2007-01-18 22:30 | 日常  

メグレの煙管(パイプ)、悪魔は夜はばたく

短編:
ジョルジュ・シムノン「メグレの煙管(パイプ)」
長編:
ディーン・R・クーンツ「悪魔は夜はばたく The Vision」(1977)

書き出しから引き込まれた「悪魔は夜はばたく」の後半を一気に読んでしまった。殺人事件を「視る」能力をもつメアリーの耳元で何度も聞こえる「ばさっ、ばさっ、ばさっ」の正体はカモメではなく、なんともおぞましいものだった。

血なまぐさい長編のあとはシムノンの短編。 最もお気に入りのパイプが盗まれご機嫌ななめのメグレ。消えたのはツツジ科の潅木、ブライアー製で、妻から贈られた大切なものだ。メグレは記憶を辿る。署に捜査依頼をしに来た母子の、息子のほうの仕業に違いない……。

作品名は忘れたが、和田慎二の漫画で、使い込むほどに飴色になる海泡石やブライアーなどいろんな材質のパイプがあることを知ったっけ。
母は子供の頃から父親(祖父)の煙管をすすんで掃除していたほどの筋金入りのヤニ愛好家だ。小さい頃粉薬を飲まされる時に膝の上でいつも嗅いだ乾いた匂いは、母の指にしみついた煙草だったのだろう。その母も健康上の理由で禁煙して10年ほどになるが、若い頃から気にしていた白目の色がきれいになったと喜んでいるのだ。
金曜日にはボランティアグループの新年会とカラオケと言っていたな、元気でなにより。
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by drift_glass | 2007-01-17 22:30 | 読む  

メグレとボンドの世界を語る

・ディヴィッド・イーリイ「隣り同士 A Question of Neighborliness」(EQMM91号)
・ジョルジュ・シムノン「蝋の涙 Les Larmes de Bougie」(EQMM91号)
・対談「メグレとボンドの世界を語る」(ジョルジュ・シムノン&イアン・フレミング)(EQMM91号)

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1964年当時60歳のジョルジュ・シムノンと55歳のイアン・フレミングの対談で、肉筆原稿の読み返しと手入れがすんだらカメラで複写し、写真のほうを送るというシムノンは「コンマひとつたりとも出版社にいじくらせたりはしない」と断言する。フレミングには原稿を読んで欠点を指摘してくれる親友がいるそうだ。知り合いの税務署員と主婦にアラ探ししてもらった第一稿を書き直し、原稿が出版社へ届くのは半年後というJ・J・マリックの執筆スタイルも植草甚一『雨降りだからミステリーでも勉強しよう』で読んだっけ。

007シリーズの有名な悪役の名前のモデルといわれる建築家Ernö Goldfingerが設計し、1972年に完成した31階建超高層アパートTrellick Tower。
J・G・バラードがこの建造物にヒントを得て書いた長編が『ハイ-ライズ』らしい。
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by drift_glass | 2007-01-16 22:30 | 日常