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Zdzilsaw Beksinski

f0134076_12221880.jpg"The Fantastic Art of Beksinski (Masters of Fantastic Art)"
(Morpheus Intl)
ポーランドの画家 Zdzilsaw Beksinski(1929-2005) の画集。
I was born, and I shall be doing my best not to die, but I'm sure I won't manage it.
I never ask myself, "what does it mean?" either with respect to my own pictures, or anyone else's. Meaning is absolutely meaningless to me. It's worth as much as the taste of chocolate in a literary description.
I prefer to be observed from the point of view of psychology, or even psychiatry, rather than of that artsy-fartsy Art with a capital A.
少年時代の夢は映像作家だったというベクシンスキー。「より実用的な学問を」という父の説得により大学では建築を専攻し卒業後カメラマンとして活動。そのかたわら制作していた絵画、ドローイング、彫刻などが1964年ワルシャワで開かれた初の個展で完売となる。1997年からはコンピュータによる写真モンタージュ制作にも活動の幅を広げていたが、2005年自宅で殺害される。
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by drift_glass | 2007-08-30 08:53 | 観る  

Peter Hammill 27.10.1986 Kyoto

f0134076_12315996.jpgMy Room 8:59
Vision 4:43
Just Good Friends 5:33
Time Heals 10:02
Silver 7:03
Stranger Still 8:50
The Comet, The Course, The Tail 8:53
If I Could 5:56
Out Of My Book 5:20
Sign 8:33
Time For A Change 6:23
Skin 5:25
Patient 8:11
The Future Now 4:12
Losing Faith In Words 5:13
After The Show 10:43
Still Life 11:47
Again 3:18

今年は完全ソロで公演。
予習モードだが20年の間にどれだけのアルバム、どれだけの曲を発表しているかと思うと、どこから聴き直したらよいやら。"Singularity"はもちろんはずせないにしても。
さあ今夜は"The Comet, The Course, The Tail"まで聴いたら明日に備えて寝よう。
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by drift_glass | 2007-08-27 00:10 | 聴く  

AAA Ace series

ロバート・シェクリイのAAAエース惑星浄化サーヴィス会社 シリーズ
・「家畜輸送船」
・「救命艇の叛逆」
短編集『地球巡礼』(ハヤカワ文庫SF275)所収

グレゴーとアーノルド共同経営のAAAエース惑星浄化サーヴィス会社(AAA Ace Interplanetary Decontamination Service)もの2編。1950年代のSFっていいねぇ。
「家畜輸送船」は異なる状況下(温度・湿度・気圧・重力)で生育する3種の家畜を輸送するグレゴーの孤軍奮闘。「救命艇の叛逆」は、丁寧な宇野利泰訳ととぼけた浅倉久志訳(融通のきかない救命艇のセリフがカタカナでさらにおかしい)の二つとも読んで、浅倉訳「救命艇の叛乱」のほうが気に入っている。
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他のエピソードは短編集『人類の罠』に3編が収録。
・「必要なもの」
・「ラクシャの鍵」
・「幽霊第五惑星」

AAA Aceものはギャラクシー誌上などに7編発表でいいのかな、とりこぼしはないかな?まとめてどこかに収録してもらいたいものだ。 英語版なら"The Masque of Manana"(Nesta press:2005)に全エピソード収録されているなぁ……
Milk Run 「家畜輸送船」=牛乳配達、いつもの決まった旅程、各駅停車
Ghost V 「幽霊第五惑星」
The Laxian Key 「ラクシャの鍵」
Squirrel Cage =(リスの)回転かご、きりがない状態、単調でむなしい仕事
The Lifeboat Mutiny 「救命艇の叛乱」
The Necessary Thing 「必要なもの」
The Skag Castle
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by drift_glass | 2007-08-26 12:05 | 読む  

判じ物

「おそらくご注文ありがとうございます」という返信が。
某オンライン古書店に出した注文メールがこのように文字化けしていたそうだ。
> 鬥呎セ・よ嶌蠎励ÂÂ譛ャ髢薙&縺セ
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> 縺薙s縺ー繧薙・縲√>縺、繧ゅ♀荳冶ゥア縺ォ縺ェ縺」縺ヲ縺翫j縺セ縺吶Â
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>
> X003221 驥大ア槭Δ繝ウ繧ケ繧ソ繝シ縲Â繧ィ繧、繝エ繝ゥ繝繝サ繝。繝ェ繝・ヨ縲ÂHPB・茨シ難シ抵シ抵シ托シ

メールの設定を確認すると、リッチテキスト形式に設定されていたため対応しないメールソフトには文字化けを起していたらしい。テキスト形式に直し再送信すると、今度はちゃんと読めたそうだ。上の文面からわずかに判読できる部分を拾って注文内容を推定してくれた(しかも文字化けは今回で二度目)古書店主どのには、足を向けて寝られない。
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by drift_glass | 2007-08-26 00:35 | 日常  

生きている腸

・海野十三「生きている腸(はらわた)」

マッドサイエンティストもの。
『18時の音楽浴』所収。
「医学生吹矢隆二は、その日も朝から、腸のことばかり考えていた。

刑務所付属病院の熊本博士からなかば強引にもらいうけた、1メートルほどの長さの人間の腸。彼はその腸を「訓練」して、ついに大気中での飼育に成功する。
腸を「チコ」と呼び、遊んでやる。
手を鳴らして呼ぶと嬉しそうにやってきて、皿から砂糖水を飲む腸。
チコにつきっきりだった吹矢は久しぶりに外出するとそのまま7日間も遊び暮らしてしまう。
帰宅して電気をつけると、チコの姿がない。砂糖水は半分も残っている。吹矢がいぶかっているとその時……

この結末とその理由がまた……
よくもまあ、よくもまあ、このようなお話を(汗)
海野十三(1906-1949)
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by drift_glass | 2007-08-24 23:36 | 読む  

Martin Newell "A Summer Tamarind"

f0134076_17163376.jpg・Martin Newell "A Summer Tamarind"
CD (CDBRED 323)
This album is dedicated to the memory of Syd Barrett.

1. Another Sunny Day
2. St Audrey's Fair
3. Mulberry Harbour
4. This Flamingo
5. Wow Look At That Old Man
6. Stella And Charlie Got Married
7. You Made It Rain
8. Summer Tamarind
9. Golden Afternoon
10. Cinnamon Blonde
11. Dawn Smile
All vocals and most guitars by Martin Newell.
Extra guitar by Carl Seager on tracks 1,2, and 9.
Basses by Carl Seager except tracks 3 and 6, which were Martin.
All drums by Carl and yes, it's a real kit.
Sundry electric organs and percussion by Martin.
No jazz chords were hurt in the making of this album.

お待ちかねの新譜が届いた。
Carl Seagerは、Martin Newellが1973年からヴォーカルをつとめたコルチェスターのグラムロックバンドThe Mighty Plod結成当時のギタリスト(のちPaul Hartと交代するためNewell在籍時とは重ならない)。

鍬をギターに持ち替えたサイケデリック・ガーデナーNewellの立ち姿を写したジャケット。Newellの十八番Mulberry HarbourにStella and Charlie Got Married、 おとぼけドゥーワップのWow! Look at That Old Man、 気のおけない女友達との楽しいお茶の時間が目に浮かぶA Summer Tamarind 。
短くて美しいイギリスの夏。
深い喪失感の漂うYou Made It RainはSyd Barrettへの追悼か。
一度聴いたら心を離さないNewellのヴォーカルを堪能する。

memo
helluvva=hell of a
caravanserai[kar-uh-van-suh-ree]
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by drift_glass | 2007-08-20 17:02 | 聴く  

Newell / Dodds "Wild Man of Wivenhoe"

f0134076_23471113.jpg・Martin Newell/James Dodds
"Wild Man of Wivenhoe" (Jardine Press)

Martin NewellとJames Dodds (1957-) はともにエセックス州の港町Wivenhoe在住で、Newellの詩にDoddsのリノカットをつけDoddsの家族経営の出版社Jardine Pressから1997年に出版されたのがこの詩集。なんでもDoddsの業績に対しエセックス大学から学位を授けられたのが今回10年ぶり重版のきっかけだという。amazonでは3~5週間以内に発送となっていたので数ヶ月前注文したこともほとんど忘れていた。

"Wild Man of Wivenhoe"はイースト・アングリア(グレートブリテン島東南地方)に伝わる伝説"Wild Man of Orford"のパスティーシュとのこと。
では"Wild Man of Orford"はどんな話かというと

全身毛むくじゃらの野蛮人が漁師の網にかかった。野蛮人はオーフォード城の牢に繋がれ、拷問されてもひと言も口をきかない。魚を食べ、両手から搾り出した水を飲んでいる。番人たちは彼を川で泳がせてやることにした。彼は深く潜ると張り渡した網の下から海へと逃れ、二度と戻ってはこなかった……

というもの。
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by drift_glass | 2007-08-19 17:46 | 読む