雪と鏡とりんご
本の整理の合間に、SFマガジン(486号)「夢幻世界へ 秋のファンタジイ特集」所収ニール・ゲイマン「雪と鏡とりんご Snow, Glass, Apples」を読む。
語り手はさる王様に見初められお城へ嫁いだ若い女性。
王には前のお后との間に炭のような髪と目、白い肌の娘がいた。娘はまだ子供で、ある夜部屋を訪れた娘がおなかがすいたというので干しりんごを与え、頬をなでてやると、娘はにっこり微笑み女性の手に歯を立て、血を吸った―
こんな白雪姫はヤだ~。翻訳はゲイマンの長編やシリーズものも手がけている特殊翻訳家のY氏(やっぱり)。ニール・ゲイマンの作家としてのデビュー作は、バンドDuran Duranの伝記だそうだ。
by drift_glass | 2006-11-23 21:30 | 読む