Newell / Dodds "Wild Man of Wivenhoe"
・Martin Newell/James Dodds
"Wild Man of Wivenhoe" (Jardine Press)
Martin NewellとJames Dodds (1957-) はともにエセックス州の港町Wivenhoe在住で、Newellの詩にDoddsのリノカットをつけDoddsの家族経営の出版社Jardine Pressから1997年に出版されたのがこの詩集。なんでもDoddsの業績に対しエセックス大学から学位を授けられたのが今回10年ぶり重版のきっかけだという。amazonでは3~5週間以内に発送となっていたので数ヶ月前注文したこともほとんど忘れていた。
"Wild Man of Wivenhoe"はイースト・アングリア(グレートブリテン島東南地方)に伝わる伝説"Wild Man of Orford"のパスティーシュとのこと。
では"Wild Man of Orford"はどんな話かというと
全身毛むくじゃらの野蛮人が漁師の網にかかった。野蛮人はオーフォード城の牢に繋がれ、拷問されてもひと言も口をきかない。魚を食べ、両手から搾り出した水を飲んでいる。番人たちは彼を川で泳がせてやることにした。彼は深く潜ると張り渡した網の下から海へと逃れ、二度と戻ってはこなかった……
というもの。
"Wild Man of Wivenhoe" (Jardine Press)
Martin NewellとJames Dodds (1957-) はともにエセックス州の港町Wivenhoe在住で、Newellの詩にDoddsのリノカットをつけDoddsの家族経営の出版社Jardine Pressから1997年に出版されたのがこの詩集。なんでもDoddsの業績に対しエセックス大学から学位を授けられたのが今回10年ぶり重版のきっかけだという。amazonでは3~5週間以内に発送となっていたので数ヶ月前注文したこともほとんど忘れていた。
"Wild Man of Wivenhoe"はイースト・アングリア(グレートブリテン島東南地方)に伝わる伝説"Wild Man of Orford"のパスティーシュとのこと。
では"Wild Man of Orford"はどんな話かというと
全身毛むくじゃらの野蛮人が漁師の網にかかった。野蛮人はオーフォード城の牢に繋がれ、拷問されてもひと言も口をきかない。魚を食べ、両手から搾り出した水を飲んでいる。番人たちは彼を川で泳がせてやることにした。彼は深く潜ると張り渡した網の下から海へと逃れ、二度と戻ってはこなかった……
というもの。
by drift_glass | 2007-08-19 17:46 | 読む